ブログは価値ある体験談が詰まったネット辞書
ブログは書籍より膨大な体験を収容したコンテンツ
「なかなかブログの記事が書けない」「すぐにネタ切れになってしまう」
ブログを始めてすぐに、こんな悩みに直面するブロガーは少なくありません。職業作家でもないのですから、スランプに陥るのは当然です。
しかし、ブログを書き進む技術も、少し視点を変えると、暗闇の向こうに微かな光が見え始め、徐々に確信に変わることがあります。
まずは、ブログを書くことよりは、ブログの熱心な読者になることです。
インターネット上にはあらゆるブログが存在します。どれも個人個人が自分の体験や感想を書いています。
しかし、よくよく考えてみると、個人個人が体験や感想を書いているものをすぐにPCやスマホで見れるというのはすごいことです。それだけでもブログの利便性や有用性が再認識できます。
価値ある情報を感覚的に把握する
いろいろなブログを読むと、「この程度なら自分も書けるな」と思ったり、グーグル検索で上位に掲載されているブログをみると、「自分の実力ではとても追いつけないレベルだな」と心を折られそうになることもあるものです。
書籍と違って、ブログはいま同時進行している事象が書かれ、その経験や見識も読めるコンテンツです。
ですから、グーグルやYahoo!で検索すれば、名のないコックさんが美味しい出汁巻の作り方を書いていたり、寿司職人が家庭でもできる寿司の握り方や主婦歴30年のベテランママが効率的な掃除方法を見つけることができるかもしれません。
どんな疑問があっても、誰かが必ずブログで解決方法を書いてくれています。
ブログの熱心な読者になったことで、価値ある情報とは何か、感覚的に学ぶことができるわけです。
ブロガーにとって価値ある情報の真の意味とは?
人気ブログランキングでわかる趣味の多様性
ブロガーは誰しも自分のブログをより多くの人に読んでもらいたいと願っています。
ですから、ブログには、人気ランキングのバナーやリンクが貼られているはずです。
そこからランキングサイトに飛んで、ランキングサイトをいろいろ見て回ってみてください。実に、ランキングサイトには実に多くのジャンルが存在することが分かってきます。
人間の趣味や嗜好は多種多様で、その趣味・趣向の分だけブログが存在しています。
そんなブログを流し読みすると、もうひとつ分かることがあります。
いろいろなブロガーが、過去に自分が「これはブログのネタにならないな」と思っていたことでも価値ある情報に料理して発信しているということです。
そうです。これまで、あなたはネタになるかならないかを自分で勝手に決めていたのです。
たった一人に役立つ情報でも立派な価値がある
考え方を180度変えて「まずは何でも書いてみる。そして発信する」。この姿勢が大切だと気づくのではないでしょうか。
インターネット上には数百万人、いや数千万人の読者が存在します。すぐに読まれなくても、いずれ検索エンジンで表示され、誰かの役に立つかもしれません。
仮に、それがたった一人であってもいいではないですか。誰かの役に立てた、大げさにいえば社会貢献できたのですから、それは素晴らしいことだと思います。
「ひとりでも誰かの役に立ったら、それだけでいい」。そんな気持ちになったら、ブログ記事を量産する入り口に立ったも同然です。

ブログが趣味になれば記事を大量に上手く書けるようになる
熱心なブログ読者になれば優秀なブロガーになれる
他人のブログをいろいろ読むと、モチベーションが高まると同時に、次のようなことを学べるようになります。
- 読みやすい文章やブログのレイアウト
- 読者の理解を助ける画像の使い方
- どうすれば面白いブログが書けるのか
- 自分の経験を普遍化・一般化するコツ
- 読み手の邪魔にならない広告の貼り方
- 読者を惹きつけるタイトルの付け方
- 次も読み進みたくなる見出しの付け方
ブログの熱心な読者になることは、たくさんのお手本を無料で入手し、家庭教師に無料で教わっているようなものです。
そして、それが優秀なブロガーになるための近道だと考えています。
ブログが趣味の領域になれば記事の量産化も楽になる
これまでのステップを踏んできたら、もう、あなたはブログが相当な趣味になっているはずです。
活字というのは、書き手の気分や人柄が現れるものです。
趣味として楽しみながら記事を書けるようになれば、その気分は読者に伝わり、いつしか固定読者も増え始めてきます。
私自身、雑記ブログを1日も休まず、150記事以上、書き続けていますが、検索エンジンから流入するユーザーだけでなく、ブックマークなどから直接訪問する人も徐々に増えてきました。
私にとって、ブログは趣味の一つです。ですから、ブログの更新は日常化し、苦しさを感じません。
それはとりもなおさず、自分が楽しめる趣味だからです。

コメント