WordPress特化型のサーバーは安価でも高速・大容量
WordPressの唯一の欠点をカバー
多くのブロガーがWordPressでブログを投稿する時代になりました。
自分の所有権となるブログですから、更新すればするほど、ブログ資産が増えていく感覚もあり、いまや、無料ブログサービスを利用する人よりもWordPressを利用するブロガーが上回っています。
しかし、WordPressは、独自ドメインを取得し、レンタルサーバーを契約し、その双方を連結してから、WordPressをサーバーにインストールしないと使えない煩わしさがあります。
「そんな複雑なことは苦手だ」というブロガーも少なくないと思います。
その数少ない欠点をカバーしたWordPressに特化したレンタルサーバーが相次いで出始めました。
厳選3社の専用サーバーを比較した
主な特化型サーバーは以下の通りです。
最安プラン | 初期費用 | SSD容量 | 設置可能なWP数 | |
カゴヤ | 月額400円 | 0円 | 20GB | 1 |
wpXレンタルサーバー | 月額1000円 | 5000円 | 30GB | 10 |
Z.com WP | 月額400円 | 1000円 | 10GB | 5 |
ご覧のように、いずれもサーバーはHDDではなく、高速なSSDを使用しています。
ブロガーに定評のあるエックスサーバーが運営しているwpXレンタルサーバーは、月額1000円とコストは高めですが、WordPressを10個作ることが可能ですから、ブログを量産する人にはむしろコスト安ともいえます。
一方、カゴヤのWordPress専用サーバーとGMOが運営するZ.com WPは同じ月額400円です。
ただ、カゴヤは容量で勝り、Z.com WPはWordPressの設置可能数で勝っています。
それでは、個々の専用サーバーを分析していきたいと思います。
専用サーバーは経験度や戦略に応じた選択が賢明
無料ブログのように楽なカゴヤの専用サーバー
カゴヤのWordPress専用サーバーは、WordPressが最初からサーバーにインストールされているので、管理画面から簡単にブログ作成を始めることができます。
しかも、独自ドメインの取得やデータベースの設定も不要なので、契約したら、無料ブログサービスのような感覚でWordPressでブログ作成に取り掛かれます。
このため、初心者向きの専用サーバーです。
また、最初は月額432円(税込み)の最安コースから始めたとしても、ブログの容量が大きくなったり、訪問者が増えてきたら、コントロールパネルから必要な容量に応じたプラン変更も簡単にできます。
無料お試し期間は14日間。最も安いサーバーなので一度試してみてもいいかもしれません。
人気のエックスサーバーが提供する専用サーバー
エックスサーバーといえば、ブロガーに大人気で定評のあるレンタルサーバー会社です。
そのエックスサーバーが運営するのがwpX(ダブリュービーエックス)レンタルサーバーで、WordPressを高速に表示するために最適化された専用システムを採用しています。
このため、負荷に強く高速なサイト運用が可能になります
wpXレンタルサーバーの最大の特徴は30GBの大量量で、1契約で10個のWordPressを運用することが可能だということです。
WordPressに慣れてくると、複数のブログ運営するブロガーが多いので、最終的にも最もコスト安になる専用サーバーかもしれませんね。
wpX(ダブリュービーエックス)もお試し期間は14日間となっています。

WordPressのインストールが不要なサーバー
東証一部上場のGMOインターネットが運営するZ.com WPは、インストール作業が不要で、すぐにWordPressを利用できる「自動セットアップ」が特徴です。
しかも、自動バックアップ機能も備えているため、何か、不測な事があった場合、1クリックで元の状態に戻すことができます。
また、魅力的なのは、モリサワWebフォントを無料で利用できるという点です。通常、モリサワWebフォントはスタンダードプランでも月額2000円は必要ですから、無料で利用できるのはお得なサービスです。
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