無料ブログサービスがWordPressに抜かれた
WordPressの人気が止まらない
かつて多くのブロガーが全て無料のブログサービスを利用していました。
私もライブドアやシーサーブログはいまだに利用していますが、そんな時代が本格的に大きな曲がり角に差し掛かっています。
NPO法人のアフィリエイトマーケティング協会が2018年6月に発表した調査によると、アフィリエイターに利用しているツールを聞いたところ、WordPressが無料ブログサービスを抑えて最も多かったということです。
順位は次の通りです。
- WordPress 58.2%
- 無料ブログサービス 48.9%
- その他の有料ツール 18.8%
- タグ打ち 8.3%
- ホームページ・ビルダー 4.3%
いまや、WordPressと無料ブログサービスの差は約10%に拡大しています。
正直言って、WordPressでブログやサイトを運営するのは、多少、面倒です。
しかも、独自ドメインやサーバー代を負担しなければ、WordPressは利用できません。
独自ドメインやサーバー代を負担してでも、多くのアフィリエイターはWordPressに魅力を感じて利用しているのです。
WordPressの魅力の正体は?
なぜ、WordPressがアフィリエイターに魅力的なツールなのでしょうか?
私が利用してみて感じる魅力は、次の通りです。
- コンテンツ内容が規約に縛られることもなく自由な表現が可能
- 商用のサイトやブログも可能
- サイトの仕上がりが美しい
- 構築したブログやサイトの所有権は本人に帰属する
- コンテンツを増やせば増やすほど資産になる
まず、表現の自由があります。
無料ブログサービスは、商用がNGだったり、ブログサービス会社の規約に縛られます。
いきなり利用停止になれば、これまで書き続けてきたコンテンツは消失してしまいます。
人生の大切な時間を消費して書いたブログですから、自分自身が所有権のWordPressに魅力を感じるのは当然です。
無料ブログ感覚でWordPressを使う方法はないのか?
WordPressの最大の欠点はコストと手間
年々、利用率が高まっているWordPressですが、欠点はないのでしょうか?
まず、サイト作成では、ホームページ・ビルダーの方がサイト全体のデザインや細かい装飾の自由度が柔軟な感じがします。
しかも、パソコンの中にホームページビルダーのソフトをインストールして利用しますから、コンテンツもネット上で消え去る心配がありません。
一方、WordPressは、ブログ全体の構成がテーマ(無料ブログのスキンとテンプレートを合体したようなもの)によって固定されるので、自由度は低くなります。
ただ、最終的なデザインの仕上がりは美しく現代的な装いになります。
ブログの作成面以上に、WordPressの欠点は、独自ドメインとレンタルサーバーを自分で契約し、そのコストを負担する必要があるという点です。
これは絶対に避けられないコストなので避けては通れません。
とはいえ、高速で安定感のあるサーバーを契約したとしても、独自ドメインと合わせて、年間1万5000円程度のコストです。
年間1万5000円程度で、自分に所有権のある資産型ブログを手にできるのは、他の、どんなビジネスよりも低コストだと考えることもできます。

無料ブログサービスに匹敵する手軽なサーバー
誰にも文句を言われることのない自分所有の資産型ブログが手に入るのは魅力的です。
しかし、登録すれば、すぐに使える無料ブログサービスと違って、WordPressは独自ドメインやサーバーを契約し、さらには双方を接続する煩わしさがあります。
WordPressに魅力を感じながら、その手間を考えると躊躇してしまうという人も少なくないと思います。
ただ、最近は、そういう難しいことは苦手だというブロガーやアフィリエイターに向けて、WordPressに特化したレンタルサーバーが出始めました。
例えば、WordPress利用者に人気のカゴヤのレンタルサーバーは、独自ドメインの取得や、サーバーにWordPressをインストールする手間も不要な「WordPress専用サーバー」を用意しています。
最初からレンタルサーバーにWordPressがインストールされているので、無料ブログサービスのように、管理画面から簡単にブログ作成を始めることができます。
しかも、月額432円(税込み)のプランから始められ、サイトが大きくなったり、アクセス数が増えてきたら、コントロールパネルから必要に応じたプランに簡単に変更することも可能です。

(引用元:カゴヤレンタルのサーバー公式ページ)
このサーバーの凄いところは、もちろんWordPressを無料ブログサービスと同じ感覚で始められる点もありますが、税込み432円の最も安いプランでもデータベースに高速のSSD(ソリッドステートドライブ)を使用し、容量も20GBと十分な大きさだという点です。
通常、低料金のプランだと、データベースは従来型のHDD(ハードディスクドライブ)というレンタルサーバーが多いものです。
その点、カゴヤのレンタルサーバーは低料金でありながら、ハイスペックな内容になっている点を評価しています。

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