Google先生に評価されるようなブログやサイトを作成するには、3種の神器があります。
①独自ドメイン
②レンタルサーバー
③ブログ作成ソフトWordPress
独自ドメインを取ってレンタルサーバーを契約して、WordPressをサーバーにインストールすれば、ブログは自分の所有になります。
しかも、Google Adsenseやアフィリエイトで収益化できれば、死ぬまで稼いでくれる資産ブログに成長します。
しかし、そのなかで最もお金がかかるレンタルサーバー選びに悩まれる方も少なくないと思います。
私も選択に迷いましたが、経験を交えて、選択の勘所を説明したいと思います。
高機能サーバーは機能豊富で大量アクセスにも耐える
高機能サーバーか格安サーバーか?
レンタルサーバーはインターネット空間の土地のようなものです。
ブログは、サーバーという土地を借り、独自ドメインという住所を付け、WordPressという名の一軒家を建てるようなものです。
そのレンタルサーバーを選ぶ際、留意する点があります。
多少、コストは高くても容量が大きく転送スピードが早いサーバーにするのか、それとも当面はコストの安いサーバーで様子を見るのか、という選択があります。
ただ、私はコストの安いサーバーを契約したとしても、高速・大容量のサーバーに移転したくなったときに、移転費用や移転作業が面倒だと考ました。
その結果、最初に契約したレンタルサーバは、大容量で高速という定評のあるheteml(ヘテムル)でした。
heteml(へテルム)
ヘテムルを選んだ大きな理由は3つあります。
- サーバーの容量が大きく高速読み書きができるSSDを採用していること
- Google先生が好きなWordPressを簡単にインストールできること
- 気軽に電話で問い合わせができること
この3点のうち、最初の容量と転送量の大きさはブログの表示スピートを早めることにも影響します。ですから、Google検索の評価にもつながると考えました。
- 容量(SSD)200GB
- データベース 70個
- マルチドメイン 無制限
- 無料独自SSL
- 転送量 80GB/日
ヘテムルという変な名前ですが、運営しているのは、東証JASDAQ上場のGMOペパボ株式会社なので、これも安心材料でした。
肝心の料金ですが、私が契約したベーシックは以下の通りです。
- 1ヶ月1000円
- 1年契約の場合→初期費用2000円+月額900円✕12ヶ月=1万2800円
- 2年契約の場合→初期費用2000円+月額850円✕24ヶ月=2万2400円
- 3年契約の場合→初期費用2000円+月額800円✕36ヶ月=3万0800円
ご覧のように、ヘテムルは長期契約になるばなるほど、月額料金がお得になる方式が採用されていて、3年契約だと月額料金800円までお安くなります。
私の場合、最低でもブログを2年間は続けると思い、2年コースの月額850円で契約しました。
使用して1ヶ月を過ぎましたが、WordPressのインストールは簡単ですし、サーバーは非常に安定していて高速です。
いまのところ、全く不満のないサーバーです。
なお、ヘテムルは15日間無料でお試しができます。
自分に合わなかったらやめることができますので、ぜひ、お試しをオススメします。
エックスサーバー(XSERVER)
高速サーバー利用のブロガーに最もメジャーな業者がエックスサーバーだと思います。
もちろんエックスサーバーも大容量で高速なサーバーが用意されています。ものは試しと、私もX10コースを契約しました。
通常ブロガーが選択するX10コースの内容は次の通りです。
- 容量(SSD)200GB
- データベース 50個
- マルチドメイン 無制限
- 無料独自SSL
- 転送量課金なし
エックスサーバーも困ったことがあれば、電話で対応してくれます。もちろん、WordPressも簡単にインストールできます。
そして、料金は以下の通りです。
- 1ヶ月1200円
- 1年契約の場合→初期費用3000円+月額1100円=1万5000円
- 2年契約の場合→初期費用3000円+月額950円=2万5800円
- 3年契約の場合→初期費用3000円+月額900円=3万5400円
ややへテルムより高いですが、何と言っても実績と信頼のエックスサーバーです。
しかも、エックスサーバーは独自ドメインの無料でプレゼントしてくれます。永久的に無料の独自ドメインなので、エックスサーバーに契約し、私は初めて「〜.com」をタダで取得しました。
エックスサーバーは10日間の無料お試しが可能です。

格安サーバーなら月々500円前後がオススメ!
さくらのレンタルサーバー
高速の通信回線に高度なセキュリティーを備えながら、レンタル料がリーズナブルなのが、さくらのレンタルサーバーです。
さくらは創業20年の老舗ですから信頼性も高い業者さんです。
安いものだと月額129円、年額でも1543円という格安プランが用意されていますが、シンプルなホームページを1個つくればいいという人以外はおすすめできません。
というのも、Google先生がお好みのWordPressを使えないからです。
オススメは月額515円のスタンダードで、このプランはヘテムルやエックスサーバーと同同じく、無料SSLにも対応しています。
スタンダードの年間レンタル料は、次の通りです。
・1年間の場合 初期費用1029円+515円✕12ヶ月=7209円
しかし、「安かろう、悪かろう」では意味がありません。スペックを見てみましょう。
- 容量 100GB
- マルチドメイン 100個
- 転送量 80GB/日
- 電話サポートあり
- 無料独自SSL
- WordPressの簡単インストール機能
こうしてみるとまずまずですが、気になるのは容量は100GBですが、高速表示が可能になるSSDを採用しているかどうかが不明です。
また、WordPressの簡単インストロールの際に、データベースを構築するひと手間が必要です。
そこは安さとのトレード・オフなのかもしれませんね。
さくらのレンタルサーバーは2週間も無料お試しが可能です。「サーバーにそんなにお金をかけたくない」という人には魅力的な業者さんです。
安さといえば、ロリポップ!
170万人の利用実績を誇るのがロリポップ。古くからやっているレンタルサーバーの代表的業者さんです。
安さで有名だけあって月額100円というプランからありますが、「学生さんやメール利用」とうたっていて、WordPressは使えません。
では、月額200円のプランはどうか?
確かにWordpressが使えなくはありませんが、高速ではないようです。
というわけで、高速なWordPressが使用できるのは、月額500円からのスタンダードプラン。これが一番人気のようです。
では、スペックを見てみましょう。
- 容量 120GB
- 転送量 100GB/日
- マルチドメイン 100個
- 無料独自SSL
- 電話サポートつき
- 高速なWordPressの利用可能
ロリポップも容量は120GBと値段の割に大きいですが、高速SSDとうたっていないところをみると、まだHDDなのかもしれません。
しかし、「安ければいいじゃないですかぁ」という人だっています。
というわけで、年間コストを計算してみましょう。
- 年間レンタル料→初期費用1500円+500✕12ヶ月=7500円
さくらよりも初期費用が高い分、年間コストも上回りましたが、ロリポップの魅力は容量と転送量が上回っているということでしょうね。
ロリポップは10日間無料で使えます。

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