ケーブルテレビの通信回線は割高だった
下り最大160Mbpsで月額6000円を払い続けていた
モバイルWiFiと格安SIMを導入し、外でも低価格で快適な通信環境を手に入れたと喜んでいましたが、自宅の通信回線がたまにテレビでユーチューブを見ているとフリーズ気味になったり、深夜に回線が切れることがあったので、通信速度と料金を確認してみました。
「灯台下暗し」でした。
自宅ではケーブルテレビの回線を利用しているのですが、なんと下り最大160Mbspの通信速度に月額6000円も支払っていたのです。
先日から利用しているモバイルWIFI「BroadWiMAX」は下り最大758Mbps・上り最大112.5Mbpsというスペックです。
自宅の通信回線は下り最大160Mbpsですから、モバイルWiFiの5分の1の通信速度でした。にもかかわらず、月額料金は2倍近く支払っていたわけで、自分自身のコスト感覚を改めて反省しました。
通信回線の種類 | 通信速度(受信) | 月額 |
CATV回線 | 下り最大160Mbps | 6000円 |
BroadWiMAX | 下り最大758Mbps | 3411円(当初2726円) |
さらに、このケーブルテレビには、通信料のほかに専門チャンネル代として月額5700円支払っています。
毎月1万円以上の固定費は見直しが必要だと判断しました。
ひかりTVも含めてフレッツ光がお得なのか?
通信回線は、NTT東日本のフレッツ光を選択しました。この回線は下り最大1Gbpsと高速なうえに月額料金も約5200円。プロバイダー料金も含めて6000円前後になりそうです。
決め手になったのは、フレッツ光で見られるひかりTVに加入すると、月額2500円で50チャンネル以上で視聴でき、ケーブルテレビの半値以下の安さという点です。ひかりTVにも私が見たいチャンネルが入っていて、ラインナップはほとんど同じです。
フレッツ光とひかりTVの導入で、月々の支払いは次のように変化します。
− | CATVのネット回線 | フレッツ光 |
通信速度 | 160Mbps | 1Gbps |
月額の通信料金 | 約6000円 | 約6000円 |
CSテレビ | CATV専門チャンネル | ひかりTV |
月額料金 | 約5700円 | 2500円 |
1ヶ月の合計料金 | 約1万1700円 | 約8500円 |
ご覧のように、通信回線のスピードが6倍以上早くなるうえに、月額料金は合計3000円以上コストダウンになりました。
フレッツ光は光コラボレーションがお得
最終的に光コラボで契約した理由
NTTのフレッツ光に決めましたが、さらに調べたら、光コラボレーションにたどり着きました。
ひかりコラボレーションとは、NTT東日本・西日本のフレッツ光を通信事業者が通信速度・品質はそのままに独自キャンペーンやサービスを加味して売っているものです。
格安SIMの販売方式に似ていますが、通信速度や品質は変わらないという点が特徴です。
選択したのはソフトバンク光で、事業者がCATVの解約金や撤去工事費を負担してくれるうえに、光回線の新設費用も負担してくれるプランです。
電話で申し込むと、すぐにメールで料金や費用の案内が送られてきました。
ソフトバンク光の注意点は?
フレッツ光回線(下り最大1Gbps)を利用したソフトバンク光に決めて、事業者から送られてきた月額料金は次のようなものでした。
- ソフトバンク光料金 5200円
- 光電話 500円
- BBユニット 467円
注意が必要なのは、申し込み時はオプションがてんこ盛りで付いてきます。不要なものが多いので必要ない人は無料期間中にキャンセルすることを忘れないでください。
また、初期費用は以下の通り。
- 事務手数料 3000円
- 初期工事費 2万4000円(事業者負担)
- 電話番号を変更しないための同番移行費用 3000円
こうした初期費用は仕方ありません。ただ、旧回線の撤去費用や光回線の新設費用は負担してくれるサービスが付いていました。
これまでのCATV回線に比べ、ソフトバンク光はひかりTVも加えると、毎月約3000円安くなります。
この料金差が1年後は3万6000円安、5年後には18万円安のコストダウンになります。長期的にみると、この差額はかなり大きいと考えています。
現在の通信速度や月額料金に不満や疑問がある人は、私のように一度再検討するのも悪くはないと思います。
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