価値あるコンテンツを意識したブログの問題点とは?
質にこだわったブログと雑文だらけのブログの違い?
ブログにおける質は、いうまでもなくコンテンツの内容です。
コンテンツの内容と言っても漠然としています。
もう少し突き詰めると、ブログを訪問した人たちが価値ある情報だと思ってくれるコンテンツがたくさん詰まったブログが良質なブログということになります。
しかし、毎回毎回、価値ある情報を書けるでしょうか?
価値ある情報を書かなければいけないと意識するあまりに、ブログの更新頻度が減ったり、記事を書けなければ、本末転倒です。
記事がなければ、グーグルも検索しようがありません。
何でも書ける雑記ブログと内容を厳選した特化ブログ
内容の薄い記事を量産するよりは、記事数は少なくとも内容の濃い記事を厳選した方がいいという人がいます。
果たして、本当にそうなのでしょうか?
私自身、自由に書き綴っている雑記ブログと、テーマや内容を厳選した特化ブログを配信しています。
雑記ブログは検索キーワードも考えず、いま考えていることや過去の経験や失敗など思いついたことをただただ気ままに書き続けています。
それでも、私の過去の経験が誰かの役に立って価値ある情報になるかもしれないという思いで執筆しています。
必ず毎日1記事は書いていますから、どちらかといえば、質より量を意識しています。現在は150記事近くまで到達しました。
一方の特化ブログは、毎日更新はしていません。頻度でいえば、2日に1記事のペースです。
きちんと事前に下調べをしたうえで内容も厳選しているので、量より質を意識したブログです。
スタートは雑記ブログの方が1ヶ月ほど早いので単純に比較することはできませんが、ブログは量と質どちらが重要なのか、最近、ある程度、分かってきました。
ブログは質と量どちらが重要か?
雑記ブログと特化型ブログの検索パフォーマンスを比較
雑記ブログは、検索キーワードやSEO(検索エンジン最適化)を考えず、毎日、自由に記事を書いています。
一方の特化ブログは、検索キーワードを意識してタイトルをつけるなどSEO対策を意識して、記事内容も厳選して配信しています。
その結果、双方の検索パフォーマンスはどうなったのか?
Googleのサーチコンソールが測定した結果は、次の通りでした。
ブログの種類と開始日 | 記事数 | 検索表示回数 | 10位以内掲載のクエリ数 |
雑記ブログ(18年8月31日) | 148記事 | 7万7300回 | 176個 |
特化ブログ(18年9月24日) | 53記事 | 2万5300回 | 22個 |
特化ブログの方が1ヶ月ほど遅くスタートしたので割り引いて考えないといけませんが、雑記ブログの検索パフォーマンスが特化ブログを大きくリードしています。
雑記ブログの記事数は特化ブログの約3倍なので、検索表示回数は約3倍と記事数に比例しています。
大きく差が開いたのはクエリ(検索キーワード)。雑記ブログは10位以内に掲載された検索キーワードが約8倍でした。
つまり、雑記ブログの方が10位以内に掲載されている検索キーワードが圧倒的に多いということです。
SEO対策上でもブログは記事数が重要
雑記ブログは10位以内の検索キーワードが約8倍だったという結果から、何が見えてくるのでしょうか?
雑記ブログには主にGoogleアドセンスの収益を期待しているので、アクセス数が増えることに力点を置いています。
ですから、とにかく毎日記事を配信することに専念しています。
一方、特化型ブログはアフィリエイトの収入も期待しているので、検索エンジンからの良質なアクセス数(購買意欲の高い訪問者)を意識しています。ですから、質を重視したブログ運営を心がけています。
その結果、記事数の多い雑記ブログの方が検索エンジンに評価されていることが分かりました。
最後にまとめますと、「あれこれ難しいことは考えずに、まずは一生懸命、毎日記事を書くということが大切だ」ということです。
ただ、特化ブログはまだスタートして4ヶ月ほどです。今後、検索パフォーマンスが逆転するかもしれませんので、引き続き、比較レビューを続けていきたいと思います。
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