簡単に稼げる系の副業に手を出してはいけない!消費者庁が「超簡単『スマホで錬金術』」に注意喚起

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消費者庁が注意喚起した「スマホで錬金術」とは?

後を絶たない簡単に稼げる系の儲け話

常々、私は「どうして簡単に稼げる系の儲け話に騙される人がいるのか」と不思議に思うとともに、騙される人が多いから悪質な業者が後を絶たないのではないかと考えています。

消費者庁が11月7日、「超簡単『スマホで錬金術』」、「検索=報酬を実現した画期的なシステム」 などとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者について注意喚起を発表し、各都道府県や市町村にも情報提供しました。(参考

そのニュースリリースを読んでみると、よくありがちな典型的な手口だと感じました。

消費者庁によると、今年2019年6月から、「超簡単『スマホで錬金術』」などとうたって実際には多額の金銭を支払わせる事業者について、各地の消費生活センターなどに多数の相談が寄せられました。

その事業者は、株式会社WAVE(東京都新宿区高田馬場四丁目 37 番 10-301 号)、代表者は長尾豊という人物です。

まず、手口を見てみましょう。

超簡単「スマホ錬金術」!最初は少額料金で夢を描かせる

騙しの手口は最初は少額料金から始まります。

第一段階は、個人ブログを装ったサイトやLINEユーザー宛てのメッセージに大金を稼いだ体験談を掲載し、誰でも短時間で確実に大金を稼げるビジネス「スマホ錬金術」があると宣伝し、関心を引き寄せます。

広告サイトには「月収 120 万円稼げる最新ビジネス」「お好きなタイミングにスマホで30 分作業するだけ」「再現性 100% 結果重視!稼げる事をお約束」などと記載。メールアドレスの登録やLINEの友だち登録を促します。

第二段階は、比較的安い初期費用を支払わせ、徐々に大金を支払わせるフェーズです。

WAVEは、申込サイトにおいて、「まずは週 30 万円!月給 120 万円・・・つまり年収 1,000 万円超えをクリアして 頂きます!!」 などと、誰でも短時間で簡単に大金を稼げることを繰り返し、興味を持った人には1万円程度の費用を支払わせます。

申し込んだ消費者には「スマ錬BOOK」と称する情報商材がメールなどで送られてきます。

そのなかで、スマホ錬金術はネット上で国内向けの販売商品を、米国の大手通販サイトに利益を乗せて出品し、売れてから商品を購入して転売する「無在庫販売」であることが初めて明かされます。

そして、いよいよ業者が大金を巻き上げるクライマックスを迎えます。

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詐欺的なネットビジネスは手口がほぼ同じ

仕上げは高額料金を支払えば稼げると思わせること

第三段階は、いよいよ大金を刈り取るフェズです。

申し込んだ人たちに送られた情報商材「スマ錬BOOK」の後半には、サポートプランが示されます。無料プランのほか、8万円から150万円までの7つの有料プランが提示されます。

しかも、有料プランには、それぞれ「期間想定売上」が設定されています。

例えば、40万円のプランは「【期間想定売上】135万0000 円」。一方、無料プランは「期間想定売上」が設定されていません。申し込みした人たちは「有料プランでなければ大金を稼げない」と想像するようになります。

ただ、「スマ錬BOOK」には具体的なノウハウは記載されていないうえに、「ビジネスを開始するにあたって、初回のお電話サポートにて簡単なご説明を させていただきます」と記載されていたため、消費者は巻末の電話予約フォームから電話サポートを予約します。

ところが、電話では大金を稼ぐために有料プランの加入を執ように勧誘して高額な料金を支払わせます。

その電話の内容は「40万円プランに加入すれば、確実に月に27万円稼ぐことができます」「絶対に稼げます。皆さん月平均で1か月に45万円稼いでいます」といった具合。執ような勧誘で高額料金を支払っても元は取れると思い込まされて料金を支払います。

もちろん、高額な料金を支払っても誰でも短時間で簡単に大金を稼ぐことはできません。

その後は練習と称して、国内の大手通販サイトに出品手数料と自分の利益を乗せて出品させますが、もちろん価格競争力がありませんからなかなか売れません。

というわけで、稼いだのは申し込んだ人ではなく、勧誘したWAVEだったという、よくある悪質なネットビジネスです。

高額な料金を要求されたらほとんどが詐欺だ

株式会社WAVEの儲け話について、消費者庁はその手口を次のように要約しています。

引用:消費者庁「超簡単『スマホで錬金術』」、「検索=報酬を実現した画期的なシステム」などとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起

今回、注意喚起したWAVEがスマホ錬金術の新規募集を取りやめています。

しかし、消費者庁は「WAVE以外にも、同様の手口で情報商材の購入などを勧誘する事業者に関する消費者からの相談が数多く寄せられています。今後、WAVEの関係者又は別の事業者が、本件と同様の手口で消費者被害を引き起こす蓋然性は高いと考えられます」と注意を呼びかけています。

今回の消費者被害はよく見られるフォーマットのような手口です。

「誰でも簡単に稼げる」「月収100万円」などと夢を抱かせる宣伝文句で、最初は無料や少額料金で引き込み、なかなか稼げない状況を打破するには数十万円のコースがあると執拗に誘って大金を巻き上げて完了、というお決まりのパターンです。

かりに、自分の欲望に負けて1万円支払ってしまったとしても、数十万円の高額料金を要求されたら詐欺的商法と疑うことが重要です。直ちに撤退しましょう。

消費者庁は、少しでも「おかしいな」と思ったら、消費者ホットライン (188)や警察相談専用電話(#9110)に電話するよう呼びかけています。

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