私は大手キャリアauのiPhone7と格安SIMのiPhone8のスマホを2台持っています。
大手キャリアのSIMと格安SIMを使ってみて、その実力に遜色がなければ、格安SIMに移行することも考えています。
というのも、毎月の価格差が2倍近く違うため、格安SIMのスマホで大丈夫ならば、余ったお金でモバイルWi-Fiをレンタルし、外出先でもブログを発信できるようにしたいからです。
というわけで、私は楽天モバイルの格安SIMを選びました。
なぜ、私が楽天モバイルを選択したのでしょうか?
楽天モバイルのスーパーホーダイが総合的に最も格安だった
数ある格安SIMから楽天モバイルを選択した理由
格安SIMは、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクの3大キャリアの通信回線を借りて、格安で提供されている通信サービスです。
そのなかで、私はNTTドコモの通信インフラを利用している楽天モバイルを選択しました。
楽天モバイルは最大手のNTTドコモの通信回線を利用しているので、通信環境の安定感が期待できると考えました。
その楽天モバイルには様々な契約プランがありますが、お得なのは「スーパーホーダイ」です。
プラン別の料金表は以下の通りです。
プランS | プランM | プランL | |
最速通信容量 | 2GB | 6GB | 14GB |
月額基本料 | 2980円 | 3980円 | 5980円 |
楽天会員 | 1480円 | 2480円 | 4480円 |
ダイヤモンド会員 | 980円 | 1980円 | 3980円 |
楽天のダイヤモンド会員だと、最速通信2GBのプランSが980円という安さです。
私は6GBのMプランを契約しましたが、2GBのSプランでも十分だったかなと考えています。
国内通話は10分以内なら何度でも無料!
楽天モバイルのスーパーホーダイは、次のような特徴があります。
- 高速通信容量を使い切ったあとでも最大1Mbpsで使い放題
- 余ったデータ通信量は翌月に繰り越し可能
- 10分以内なら国内通話は何度でもかけ放題
- 手続き手数料ゼロでプラン変更が可能
- 楽天会員やダイヤモンド会員には基本料金の割引特典
- 楽天市場での買い物には2倍のポイントが付与
この中で目を引いたのは、容量を使い切ったあとも最大1Mbpsで使い放題という点です。1Mbpsならば、ユーチューブなどの動画視聴は何ら問題のない速度水準です。
もう一点は、10分以内なら国内通話は何度かけても無料だという点です。
大抵の用事は10分以内の通話で済むはずです。
プラン変更は手数料ゼロで可能
私は6GBを選択しましたが、あとから手数料なしでプラン変更も可能なので、いずれは最安のプランS(月額980円)に変更するかもしれません。
こうしたフレキシブル(柔軟)にプランを変更できるのも好印象でした。
もうひとつ、楽天モバイルの魅力は楽天市場で買い物すると、ポイントが2倍になるということです。
単純計算だと、楽天市場で年間100万円買い物すると、楽天ポイントが2万円分バックされることになります。
それだけでも通信料の元が取れるわけで、トータルで考えると、楽天モバイルが最もお得だと判断しました。
格安SIMは大手キャリアに劣るのか?
申し込み2日後に格安SIMが到着
格安SIMの楽天モバイルにネットで契約を申し込むと、2日後には格安SIMが届きました。
その日のうちにSIMをiPhone8にセットして、私の格安SIM生活はスタートしました。
SIMのセットは非常に簡単で、同封された説明書に従えば、誰でもできるレベルです。
楽天モバイルはiPhone8のセット販売がなかったので、私はスマホとSIMを別々に購入しましたが、「自分はiPhoneSEで十分だ」という人はスマホとセットで購入するのがコスト的に賢明だと思います。
何と言っても、iPhoneSEの海外モデル(16GB)が税込み3万円ほど、64GBは約5万円(10月8日現在)で買えてしまいます。
大手キャリアと遜色ない速度感
楽天モバイルの格安SIMをスマホにセットして、最初に試したのはユーチューブ動画の視聴でした。
映像にカクカク感もなく、全く問題なし。大手キャリアauのiPhone7で見る動画と全く遜色ありませんでした。
次に、音声通話です。
これは注意が必要です。
AppleStoreなどから無料アプリの「楽天でんわ」をスマホにダウンロードする必要があります。
この「楽天でんわ」アプリから通話しないと、10分以内の国内通話が何度でもかけ放題になりません。
ただ、アプリをダウンロードして通話しましたが、全く音声状態も問題ありませんでした。
アプリから電話するというひと手間さえ我慢すれば、通話はタダなのです。
大手キャリアauと楽天モバイルのSIMを比較しながら使用していますが、現時点では全く差異はありません。
これは使えそうです。
基本料金が格安なのは最初の1〜2年
大きな問題点が見つからなかった楽天モバイルのスーパーホーダイですが、注意すべき点があります。
基本料金が格安なのは契約後1〜2年間だけだということです。
例えば、月額基本料2980円のプランS(2GB)。楽天のダイヤモンド(DM)会員と普通の楽天会員は以下の通りです。
- DM会員=1年目980円→2年目1480円→3年目1980円
- 楽天会員=1年目1480円→2年目1980円→3年目2480円
また、私が契約した月額基本料3980円のプランM(6GB)は、こんな推移になります。
- DM会員=1年目1980円→2年目2480円→3年目2980円
- 楽天会員=1年目2480円→2年目2980円→3年目3480円
契約した当初の料金がずっと続くわけではありませんので、ご注意ください。
1週間後に大手キャリアauと楽天モバイルを比較
1週間後の使用感に変化はあったのか?
楽天モバイルの格安SIMが到着してから1週間後、改めて、通信速度を試しました。
まずは、iPhoneのSafariで、サイト表示を試しましたが、auも楽天モバイルも同じ速さでサイトが表示されました。
しかも、驚くほど同じ速度で、格安SIMを感じさせない性能でした。
楽天モバイルはNTTドコモのインフラを利用しているので、スマホの左上にはアンテナマークとともに「docomo」という表示が見えます。
表示が速いので、まるでdocomoを利用しているような錯覚に陥りました。
では、通話はどうか?
受信時の音声はクリア。発信時の音声もクリアー。問題はありませんでした。
現時点では、楽天モバイルはメインで使える格安SIMだと感じています。
意外に減らないデータ通信の容量
最後に、これから楽天モバイルの契約を検討している人が注意すべき点をまとめたいと思います。
私が契約したのは、スーパーホーダイのプランMです。そのプランを選ぶにあたって注目したのは次の2点でした。
これで1年目は月額1980円、2年目は2480円、3年目が2980円という料金はお得だと考えました。
しかし、1週間使ってみて分かったのは、私のようなauと楽天モバイルの2台持ちは、2GBのプランS(月額980円)で十分だったということです。
1週間たって、楽天モバイルのアプリで、残っているデータを見たら、5.99GBです。
ほぼ減っていないわけで、私は完全なライトユーザーでした。
2台持ちなので当然の結果なのですが、6GBはオーバースペックでした。
これから格安SIMを検討している人の中には、私のように、いきなり大手キャリアを手放すのは心配だという人も多いと思います。
当面、キャリアと楽天の2台体制で試行したい人は、一番安いプランSで契約し、楽天モバイルに絞ると決めた際に6GBに変更するのが賢明なのかもしれません。
解約する場合は9800円負担が生じますが、スーパーホーダイ内でのプラン変更は無料となっています。
というわけで、楽天モバイルの使用感レビューでしたが、詳しくは楽天モバイルのスーパーホーダイのサイトで確認してみてくださいね。
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